2025年9月28日「高尾わくわくハイキング~探そう!感じよう!大自然の不思議」活動報告

本日は、2025年9月日帰りプログラム「高尾わくわくハイキング~探そう!感じよう!大自然の不思議」を実施しました。

朝は、それぞれの集合場所に集まり、「山登り初めてだな〜!」と期待に胸を弾ませながら電車で出発し、高尾山口駅に到着しました。今回、子どもたちは、高尾山調査隊から、高尾山の自然や文化財に関する調査の依頼を受け、登山をしながら様々な発見をしています!「調査ミッションを達成すると調査隊に正式に任命されるんだって!」と、子どもたちは興味津々。朝の会を班ごとに行い、準備体操やトイレを済ませていよいよ出発です!

登りの6号路は、自然がいっぱい!「川が流れてる!」「蜘蛛の巣あったよ!」「山の中って涼しい!」と非日常の環境にたくさんの刺激を受けていました。途中の小川では休憩しながら川遊びもすることができました。道幅が狭くでこぼこだったりと険しい道のりを乗り越え、「ここ気をつけてー!」と後ろに伝えたり、「あとちょっとだがんばろう!」と鼓舞しあう様子も見受けられました。

最後は、383段の長い階段を乗り越えて、全長3.3キロメートルの登山道をゴールした子どもたち。その達成感と東京を一望できるきれいな景色も相まって、頂上で食べるお弁当は格別だったこと間違いありません。今回の活動で初めて会ったという子どもたち同士が、登山を通して和気あいあいとお弁当を囲む様子も印象的でした。

調査内容を調査隊に報告していよいよ下山。歴史的建造物の多い1号路、自然が豊富で吊り橋のある4号路、どちらにするのかを図鑑のページを参考に各々決めて下山しました。頂上では疲れ果てていた子どもたちも、お弁当チャージにより元気いっぱい。「帰り楽すぎる〜!」と呟く子もいました。ケーブルカー乗り場で各チーム合流し、日本一の急勾配にドキドキしながらケーブルカーに乗車しました。

清滝駅前広場に到着し、下山時の発見を班で共有したり、1日の振り返りを行ないました。調査隊から認定証のプレゼントがあり、それを持って班のみんなで思い出の1枚を撮りました。流した汗と頑張った想いの分、達成感に満ち溢れた笑顔が見れてとても嬉しかったです。

集散場所が別の子どもたちとお別れをしていざ帰路へ。ヘトヘトで電車で多くの子どもたちが寝てしまうのだろうなと予想していましたが、帰りもおしゃべりをしたりゲームをしたり絵を描いたりとまだまだエネルギッシュな子もいて本当に驚きました。小学生・中学生の体力を侮ること勿れです。

大自然を存分に満喫し、苦楽を共に乗り越える経験もした充実の1日となりました。私自身も子どもたちにたくさんのパワーをもらえた1日でした。また、次の活動で元気いっぱいの姿に会えることを楽しみにしています。

(プロジェクトメンバー ななみん)