2025年5月GWこどもキャンプ「みんなで作る!子ども村コース」4日目

GWこどもキャンプ 「みんなで作る!子ども村コース」もいよいよ最終日を迎えました。 朝は、米炊きや調理を担当する子どもたちが、他の子よりも少し早く起きて準備を始めます。中には初日からずっと調理係を続けている子もおり、手慣れた様子で朝食を作ってくれました。米炊き係りの子どもは、薪を割ったり運んだりと、朝から大活躍してくれました。

広場に集まって、みんなで朝の体操をした後は、キャンプ最後の朝ごはんをいただきます!最終日の食欲も止まらず、もりもりと食べました! 

朝食後は部屋の片づけ、掃除の時間です。大きな荷物をまとめたり、寝袋をたたんだりしていきました。トイレ掃除、部屋の掃除機、玄関先をほうきで履く…など、役割分担しながらみんなで進めていきました。 

無事に掃除が終わり、いよいよ最後の体験活動・自然遊びの時間!あいにく最終日は雨模様で、屋外で思い切り遊ぶことはできませんでしたが、子どもたちは工夫を凝らして楽しんでいました。室内では人狼ゲームをして盛り上がり、推理や駆け引きに夢中になる姿が見られました。

また、外では屋根の下のスペースを使って、クライミングウォールに挑戦したり、木工遊びに集中したりと、それぞれが自分のやりたいことに取り組む時間となりました。限られた環境の中でのんびりと、充実した時間を過ごしていました。 

そして、お楽しみの最後の昼食です。お皿を運んだり、お茶を配ったりなど、てきぱきと進めていきました。隣の友達やスタッフと談笑しながらの昼食はとても楽しく、同時に、もうすぐ終わってしまうキャンプを名残惜しくも感じました。 

食後は全体での帰りの会です。子どもたち一人ひとりに感想を聞いてみると、「ごはんがおいしかった」「この遊びが楽しかった!」という声があがりました。どの子どもたちにとっても充実した時間になっていたことが伝わってきました。 

いよいよ、現地スタッフともお別れの時間です。雨が降る中で急いで駅に向かわなければいけない状況でしたが、「またね!」「ありがとう!」と手を振り、最後まで名残惜しそうに見送る子どもたちの姿が印象的でした。 

帰りは行きと同じく特急電車に乗り、解散場所である上野駅を目指します。車内では、遊び疲れて眠る子や、仲良くなった友達と折り紙をしたり、静かにお話したりなど、それぞれが思い思いに帰路を過ごしていました。 

ゴールデンウィークの「みんなで作る!子ども村コース」はこれにて終了です。3泊4日と、いつもより1泊長いキャンプでしたが、「もっと泊まりたい!」「また参加したい!」という声が多く聞かれ、子どもの中に経験として、何か残るものがあったなら嬉しく思います。ケンカや衝突もいろいろあったけれど、それが学びとなり、日常へと活きたらなと思っています。 

また他の季節の「子ども村」へ、たくさんの子どもたちと一緒に行けることを楽しみにしています! 

(職員 ゆっこ)