2025年10月「みんなで作る!子ども村」2日目

「みんなで作る!子ども村」2日目になりました!朝は関東に比べると、とても冷え込んでいます!1日目と違い、綺麗な青空が広がり、太陽に照らされて、いい一日を予感する朝でした! 

まずは、朝食とかまど係の当番活動がはじまります。みんなより少し早く起きて、みんなで食べる朝ごはんの準備をしました。とれたて野菜を包丁で切ったり、とれたての卵を溶いて炒めたりしました。かまど係は、火おこしをしてごはんが炊き上がるのを薪を作りながら見守ります。

ひと段落してからは朝の運動をしたあとに朝食の時間です。炊き立てごはんに汁物、おかずと美味しそうな食卓で、あっという間に食べ終わりました。ごはんを食べたら、動物のお世話や犬のさんぽ、畑仕事の当番活動をやるお友達は自分たちの当番に取り組んでくれました! 

当番活動が終わった後は、みんなで「農作業体験」に取り組みました。今回、収穫したのは、サツマイモの「紅はるか」と「ポップコーン(トウモロコシの一種)」です。サツマイモの収穫では、土を掘り起こし、サツマイモを折らないように周りの土を少しずつ掘り進めて収穫しました。中には友達と協力し合って6個以上のサツマイモが繋がったまま収穫していた場面もありました。ポップコーンの収穫は茎に生えているものをもぎ取って収穫しました。 

農業体験の後は、少し体験活動・自然遊びを楽しみ、みんなお待ちかねの「手作りピザ体験」です。自分たちで生地を伸ばして成型し、トッピングをしていきます。成型からそれぞれの個性があらわれていて、星やハートの形、四角形のピザもありました。サラミや野菜、チーズをトッピングして、ピザ作りを終えると「これが私たちのピザ!」と胸を張って言えるくらいの違いがあらわれていて同じ材料を使っているのに面白いです。

自家製の本格的な窯で焼き上げてもらったピザは、とっても良い香りでみんなから「早く!早く!」の声が上がっていきます。アツアツのピザを今か今かと待っていましたが、食べ始めると「美味しい!」の大合唱が始まり、あっという間に食べ終えてしまいました。 

午後は夕方の当番を決める子ども会議から始まりました。慣れないことに積極的に挑戦しようとする姿が印象的でした。希望の係が重なってしまった時は話し合いをしながら自分たちで決めていきます。毎回の出来事ですが、自分たちで決めていくことを大切にしている「子ども村」だからこその名物行事です。 

体験活動・自然遊びの時間では、木工でオリジナルの作品を作っている子もいれば、クライミングウォールに挑戦する子もいました。遊具で遊んだり、動物と触れ合ったり、生き物探しをしたり、いろんな遊びを行ったりきたりと、やりたいことを自分たちで選んで遊びました。これまで時間が足りず、「やりたかったなー!」ということに、存分に楽しむことができるのもこの時間ならではです。 

夏に比べると日が落ちるのも早くなり、だんだん肌寒さを感じるようになったら、体験活動・自然遊びの時間も終了です。夕方の当番活動に移り、それぞれの役割に取り組み始めます。お風呂当番やかまど当番は火付けがあり、当番が終わった子たちは室内で読書やゲームで遊んだり、外で薪割りをしていたりと、すきま時間も楽しい時間に変えて過ごしました。 

2日目の夜はみんな大好き「カレーライス」です。おかわりも盛況で大満足の夕食でした。夕食後の片付けが終わったら、お風呂の用意をして順番で入浴してきました。入浴中もワイワイした声が外に響く中、部屋の中でもカードゲームなどの遊びで楽しい声が聞こえていました。 

入浴後も「子ども会議」で今日のふりかえりと明日の当番決めを行って一日が終わりました。今日はたくさん遊びまわり、1日目よりも早く寝ていました。明日もたくさん遊ぼうね! 

(コアスタッフ ゆうと)