2025年8月夏休み子どもサマーキャンプ「テント泊!本格アウトドアコース」2日目

夏休み子どもサマーキャンプ2025「本格アウトドアコース」の2日目がスタートしました!山の朝は半袖だと肌寒いですが、新鮮な空気に包まれて気持ちの良い目覚めとなりました。みんなよりも一足早く起きた中学生たちが朝食の下ごしらえを手伝ってくれました。かまどに火を焚いて全員分のスープを煮込んだり、ホットドッグのソーセージを茹でたりと、朝から大活躍してくれました。スープにこだわりを持つ「シェフ」も現れて、とても微笑ましい光景でした!

朝食は牛乳パックを活用した「パックドッグ」という調理法で、マッチを使って火をつけ、自分のホットドッグを焼いていきます。初めてマッチを使う子には、班のお友達が「こうするといいよ!」と優しく教えてくれ、助け合いながら全員が火をつけることができました。自分たちで作ったホットドッグと、シェフご自慢のスープをおいしそうに食べて、アウトドアならではの朝食に大満足の様子でした。中にはスープを6杯もお代わりした子がいて、とても驚きました!

腹ごしらえも済んで、午前中は「ナイフ講座」と「弓矢作り」のプログラムを行いました。まずは講師の先生方からナイフの使い方を教わります。実演を交えながら、「正しい使い方ってどんな持ち方かな?」「今からやって見せる中で、どれが危険な使い方だと思う?」とクイズ形式で楽しく学んでいきました。説明の最後に、先生が理解度を確認するために実演すると、子どもたちは「あー!ダメ」「怪我しちゃうよ」と危険なポイントを次々と言い当てました。ナイフの安全な扱い方をしっかりと習得したところで、いよいよ弓矢作りに挑戦です。

矢は細い竹を使います。節を削って滑らかにしたり、先端をV字に削って引っ掛かり部分を作ったりと、形を整えていきました。初めての本格的なナイフに緊張する様子も見られましたが、教わった使い方をしっかりと守り、難しい部分は先生方にアドバイスを貰いながら集中して頑張っていました。矢が完成すると、今度は少し太い竹をしならせて紐を括り付けて、弓を作ります。弓矢が完成すると、「できた~!」と誇らしげな笑顔を見せてくれました。

さあ、いよいよお楽しみの試し撃ちです。「構え」「狙え」「撃て」の掛け声に合わせて矢を放つと、「本当に飛んだ!」と嬉しさと驚きが溢れていました。初めは上手く飛ばせなかった子も、練習を重ねるうちにどんどん飛距離が伸びて大喜びでした!

昼食後はフリータイムです。作った弓矢の的当てを楽しんだり、講師の先生方に教わりながら木や竹をナイフで削って模擬ナイフを作ったりと、午前中の経験を活かした遊びに夢中になっていました。

少しお腹が空いてきた頃、いよいよカレー作りの準備が始まりました。ちょうど「火おこし」を始めたタイミングで、初日に続きまたもや雷雨に見舞われてしまいます。湿気のせいでなかなか火がつかず、焦ったり苛立ったりする子もいましたが、最後まで諦めず班の仲間と力を合わせ、ついに火を起こすことができました。

火がついてからはあっという間にカレーが完成!それぞれが役割を分担し、協力し合う姿は本当に頼もしかったです。雷雨という試練を仲間とともに乗り越えて作り上げたカレーの味は、この夏の一生の宝物として心に残ることでしょう。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ明日が最終日です。今夜はしっかりと休んで、素晴らしい最終日を迎えましょう。おやすみなさい。

(スタッフ づかちゃん)