2025年8月夏休み子どもサマーキャンプ「みんなで作る!子ども村・経験者コース」3日目

夏休み子どもサマーキャンプ「みんなで作る!子ども村」経験者コースも今日で3日目!3泊4日のキャンプも後半に突入しました。

朝食の準備、米炊き、畑仕事の当番の子は今日も早起き。6時30分からお仕事が始まります。3日目ということもあり、子どもたちは協力しながら、慣れた手つきでそれぞれの当番活動をこなしていました。

当番活動がひと段落ついたら、みんなで朝の体操をして、朝食の時間です!採れたての野菜やホカホカのごはんをみんなでおいしくいただき、朝からおかわりする子もちらほら。朝食後には残りの当番活動が待っています。犬の散歩や動物のお世話などに、和気あいあいと取り組んでいました。

午前中のプログラムは農林業体験。まず最初に田んぼの見学に行きました。広大な田んぼの中には多種多様の植物や昆虫たち。自然の豊かさを感じながら、子どもたちは現地スタッフの方の話に聞き入っている様子でした。有機農法ならではの苦労や、最新技術を使った稲作について学び、田んぼに関するクイズ大会も。子どもたちは、積極的にクイズに参加し、たくさん正解した子が誇らしそうに喜ぶ姿も見られました。

田んぼから帰ってきたら、一人ひとつずつ、白菜の種を植えます。自分が植えた白菜が元気育つように、みんな優しく丁寧に、土に種を植えていました。農林業体験が終わったら、お待ちかねの流しそうめん!

まずは、ノコギリで竹を切って自分のお椀を作ります。力のいる作業で苦戦する子も見受けられましたが、子どもたちは「竹抑えとくから両手で切った方がいいよ!」といった声掛けをしながら、協力して竹を切り、みんなオリジナルのお椀を作ることができました。

準備ができたら流しそうめんのスタート!流れてくるそうめんの他、トマトや果物、チーズかまぼこなどの具材にも大興奮の子どもたち。食べたい具材を逃すまいと目をぎらつかせる子や、採れた果物などを友達と分け合う子、上から流すのを手伝ってくれる子など、みんな自分の楽しみ方を見つけつつ、おいしいそうめんでお腹いっぱいになりました。

夕方の当番を決める子ども会議が終わったら、自然遊び・体験活動の時間です。前日までは雨がぱらついていましたが、今日は何とか曇り空。ボール遊びをしたり、シーソーを揺らしたりと、外で思いっきり体を動かす子や、流しそうめんで余った竹を使った木工・工作や、生き物探しに夢中になる子など思い思いの遊びを満喫していました。

思いっきり遊んだら、夕方の当番活動が始まります。お風呂沸かしや、夕食準備、犬の散歩など、子どもたちは自分の当番活動に精力的に取り組んでくれました。

みんなで食べる最後の夕食は畑でとれたジャガイモを使った肉じゃが丼。当番の子たちが味見しながら絶妙な味付けに調整してくれた料理は子どもたちに大好評!「おいしい!」という声があちこちから聞こえてきます。みんなモリモリとたくさん食べてくれました。

ごはんを食べたらいつも通りお風呂の時間です。入浴を待っている子たちや早く上がった子が遊んでいる賑やかな声が響く中、お風呂からも楽しい会話や、みんなで歌を歌っている声が聞こえてきました。

寝る前に行った最後の子ども会議では3日目の振り返りと翌朝の当番活動の係決めを行います。子ども達自身で進める会議ではスムーズに当番が決まり、楽しかった思い出を元気よく語り合ったらあっという間に就寝の時間を迎えました。

明日はいよいよ最終日!最後まで元気に「子ども村」を楽しみつくそうね!

(スタッフ のぶ)