2025年8月夏休み子どもサマーキャンプ「みんなで作る!子ども村・経験者コース」2日目

夏休み子どもサマーキャンプ「みんなで作る!子ども村」経験者コースの2日目がスタートしました。今日はあいにくの雨ですが、朝から子どもたちは元気いっぱいです。

朝のスタートは当番活動から。米炊き、野菜の収穫、朝食準備の当番の子どもたちが動き始めます。おいしい朝食を作るべく、それぞれの役割を一生懸命に担います。野菜の収穫当番ではおいしそうなトマトやピーマンがたくさん収穫でき、子どもたちの顔も満足気です。朝の体操を行い、待ちに待った朝食です。栄養たっぷりのごはんを楽しくいただきました。

犬の散歩、動物のお世話の当番を行ったら、その後は、農林業体験・じゃがいも掘りの時間です。5月のGWに実施した「子ども村」で種芋を植えており、今回、それが育ったものを収穫する運びになりました。GWの「子ども村」に参加した子どもたちは「この前、植えた場所だ!」と大喜び。雨降る中でしたが、宝探しのように土の中からじゃがいもを見つけていきました。コンテナはあっという間に満杯に!

その後は、現地のフィールドワークです。遊べる場所、動物が暮らしている場所、ケガにつながりそうな危ない場所など、生活していくうえで子どもたちに知っておいて欲しいことを紹介しました。遊びたい気持ちが高まったところで、自然遊び・体験活動の時間です。クライミングウォール、木工・工作など、屋根があるスペースでできる遊びを楽しみました。雨の中でも工夫しながら過ごしていきました。

昼食を挟み、午後の始まりは現地スタッフによるネイチャーゲームの時間です。いくつかのヒントをもとに何の動物や昆虫なのかを考えたり、チームで相談しながら隠れている動物を見つけ出していくゲームをしたりしました。「これじゃない?」「やっぱりそうだよ!」と、答えをひらめいた瞬間はチームの一体感が高まり、正解が出ると嬉しさいっぱい。生き物への興味関心が広がる機会にもなりました。

その後は、自然遊び・体験活動の時間です。午後は雨が弱まるタイミングがあり、ターザンロープや野球などを楽しむことができました。また、昨日から引き続きクライミングウォールに熱中する子も多く、「この高さまで行った!」「何回もてっぺんまで登れた!」と自分なりのチャレンジを繰り返している姿も印象的でした。

遊びの途中、午前中に収穫したジャガイモをふかしていただき、おやつとしていただきました。塩で素材の味が引き出されたジャガイモは本当においしく、子どもたちの食べる手は止まりませんでした。

夕方の当番活動も分担して行い、あっという間に夕食の時間です。この日のメニューはカレーライス。もちろん、収穫したジャガイモもゴロゴロと入っています。お腹と相談しながらおかわりをする子も多く、おいしいごはんをお腹いっぱい食べました。

ドラム缶風呂では賑やかな声が響き渡り、一日の疲れを取っていきました。その後の子ども会議では、今日の楽しかったことを振り返ったり、明日の朝の当番を決めたりしていきました。中学生が主体となって進めてくれており、周りの子どもたちも真剣に参加していました。

明日はもっと楽しい一日になることを願って、今日はぐっすりおやすみなさい!

(職員 ゆっこ)