2025年7月「木場プレーパーク」を定期開催しました!

本日は、都立木場公園・南の冒険広場にて、「木場プレーパーク」を開催しました。この日は、梅雨明け前の曇り空で、少し涼しさも感じられる過ごしやすい一日でした。強い日差しもなく、子どもたちは思う存分に遊びに夢中になっていました。大人も子どもも一緒に関わることができるプレーパークならではの自由な雰囲気の中で、多様な遊びが展開されました。

木工コーナーでは、プレーリーダーがあらかじめ沢山のタイヤを準備していたこともあり、車や時計など、タイヤを活かした作品が数多く見られました。秘密基地風のミニチュアハウスやフェリー、キリンのような動物、連結電車、箱、椅子など、多彩な作品が次々と誕生!道具の使い方を覚えながら、自分の思いを形にしていく姿は頼もしく、スタッフ自身も一緒に木を切ったり組み立てたりしながら、楽しんでいました。

泥コーナーでは、子どもたちがじっくりと泥の感触を楽しみながら、思い思いの遊びを展開していました。水を加えて自分たちで泥をつくるところから始まり、山を盛ったり、川やトンネルを掘ったりと、手や足、時には道具も使いながら自由に地形をつくる姿が印象的でした。中でも「泥鬼」は特に盛り上がり、子どももスタッフも元気いっぱいに走り回り、笑い声が響いていました。遊び終えるころには、服や手足は泥だらけ。けれども、それは「今日を思いきり遊びきった証」。全身で自然とふれあいながら夢中になる時間が、子どもたちの中にしっかりと刻まれていたように感じます。

午後から始まった絵の具コーナーでは、子どもたちが自分の好きな色を選び、それぞれの場所で自由にアートを楽しんでいました。中でも、滑り台のような立体段ボールに色を塗る姿が印象的で、塗る・登る・眺めるなど、さまざまな遊び方が広がっていました。立体に色をのせることで、より身体を使った表現が生まれ、子どもたちの想像力が刺激されていたように感じます。筆を動かしながら思い思いに表現するその姿には、一人ひとりの個性が滲み出ていました。

そして、夏の特別企画「流しそうめん」も大好評!初めはなかなかそうめんをうまく取れなかった子も、何度も挑戦するうちにコツを掴み、取れた瞬間には大喜び。そのまま勢いよくそうめんを頬張る姿には、周囲も思わず笑顔に。「次、流すよ!」と声をかけ合いながら、食べる側も流す側も一緒に楽しんでいる様子もみられ、遊びと食の両方を楽しめる、賑やかなひと時となりました。

この日もプレパークには、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちが溢れ、大人たちもその姿に寄り添いながら、一緒に場をつくる時間が流れていました。曇り空と涼しい気候にも助けられ、ゆったりとした空気の中で、それぞれが思い思いの楽しみ方を見つけていました。

次回の開催は9月となりますが、季節や天候に合わせた遊びを用意しながら、子どもたちの自由な発想が伸び伸びと広がる「自分で遊びをつくる場」を、皆さんと一緒に育てていきたいと思います。

(プレーリーダー づかちゃん)